雨樋にこんな症状は起きてませんか?

雨樋の大きな役割は雨が降った時ですよね。
屋根を伝った雨がそのまま屋根から落ちる前に
雨樋が受け口となり、排水を行っています。
ですが雨樋ももちろん永久ものではないので
年数が経つにつれ様々な症状が起きてきます。
そこで今回は雨樋にこんな症状が起きていると
メンテナンスのサインかも??!を
まとめてみましたのでぜひ参考にして
いただければ幸いです✨
目次
雨樋のメンテナンスのサインとは?
サイン1: 割れた箇所からポタポタ水が落ちる
雨樋は暑さと寒さの環境の中で伸び縮みを
繰り返すので写真のようにヒビ割れを
起こすことがあります。
隙間が生じてしまうためこのような箇所から
ポタポタと雨水が落ちてきてしまいます。
雨樋の収縮について詳しく解説している
↑ブログはこちら
サイン2:歪んで勾配が取れていない
屋根から落ちてきた雪の重みなどで雨樋が
変形してしまうと排水の流れが
悪くなり勾配不良で
写真のように雨が溜まってしまいます。
晴れの日でも雨樋からポタポタ水が落ちてくる場合や
明らかに雨樋の形が変わっている箇所は
このように水が溜まっている可能性があります。
サイン3:固定している金具が取れている
雨樋の金具は現在はステンレス製で錆びないものを
使用することが主流ですが
築年数が経過していて雨樋のメンテナンスを
したことない住まいなどは写真のように金具が
錆で限界を迎え外れてしまうことがあります。
金具が外れてしまうと雨樋が宙ぶらりになったり
落下してくる恐れもあります。
サイン4:水が溢れ出している
オーバーフローは雨樋がうまく
排水できていない時に
水が溢れ出してしまう現象ですが
この場合は集水器と言って、
縦の雨樋につながる受け口に
ゴミなどが詰まってしまい排水不良を
起こしている事が考えられます。
サイン5:外壁が汚れている
外壁の汚れの原因には日当たりの悪さなども
関係してきますが、先ほどの雨樋が
オーバーフローなど排水不良を
起こしてしまっている場合、
雨水が直接地面に落ちて弾いた雨が
外壁に飛び散ったりし、汚れの原因にもなります。
雨樋のメンテナンス方法
メンテナンス方法1:雨樋取り替え
取り替え方法は全て交換する方法と1箇所のみ
部分的に取り替えする方法があります
雨樋を全て新しく取り替える場合
雨樋が全体的に取り替えの時期を迎えている場合は
現状ついている雨樋と同じサイズが
廃盤になっているケースもあるので
その際は全部取り替えを検討される方もいます。
全部取り替えの際は現状の金具を外した時にできる
穴もシリコンでしっかり塞いでいきます。
また、雨樋を取り付ける際は勾配を取れていないと
雨水が流れないので水糸という道具を使用して
設置位置には十分配慮しながら設置していきます。
雨樋部分取り替えの場合
部分的に悪い箇所で、現状と同じ雨樋が
販売されている場合は写真のように
悪い箇所だけをカットし新しいものを
設置することも可能です。
メンテナンス2:部分補修
金額面を抑えたい場合などは
コーキング防水処理をすることも可能です。
施工の際はコーキングの密着をよくする為
プライマーという接着剤の役目をもつ材料を塗り、
コーキングで仕上げていく作業工程になります。
メンテナンス3:雨樋掃除
雨樋掃除の際は表面上の汚れやごみを取り除き
手の届かない縦の雨樋にはパイプクリーナーを
通して内部の詰まりも解消していきます。
綺麗にするだけでなく、排水ができているか最後に
水を流し問題がなければ清掃完了となります。
まとめ
雨樋はもちろん住まいの外に設置してあるため
不具合に少々気づきにくい場合もあります。
築年数的に雨樋に不具合が起きていないか
気になる方は雨の日にしっかり排水が
行われているか見てみるのも方法の一つです。
(ただ、無理はしないでくださいね!)
他にも、外壁の汚れが部分的に目立つ箇所など
あれば一度プロへ相談してみて何が起きているのか
把握してみることもメンテナンスの一つです!
雨樋のメンテナンスにお役に立てれば幸いです。
やねやねやねではYouTubeチャンネルで
工事の様子や解説などアップしております。
下記に雨樋に関する動画を記載してますのでぜひ
お役に立てばと思います!
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