夏の暑さにより起きる雨樋への傷みの症状について
目次
雨樋の役割
雨樋は完結に言うと、家を雨水によるダメージや劣化から守る役割をしています。
雨樋がついていないと、屋根に落ちた雨水が直接地面に落ち、
水溜りを作ってしまい水溜りの雨水が飛び散り、外壁などの汚れの原因となってしまいます。
詳しい雨樋の役割については コチラ!
雨が降った時の雨水の流れ方と雨樋の形状
切妻屋根
寄棟屋根
片流れ屋根
熱による傷みの症状
熱による雨樋の伸縮
この現象が起きやす雨樋の形状として上記で出てきた
寄棟屋根のお住まいで、雨樋が一周している形状に起きやすいです。
比較してみると、切妻屋根や片流れの屋根の場合は
雨樋の先に干渉するものがないので
伸びても縮んでも雨樋自体が割れることはありません。
ですが寄棟屋根のように雨樋が一周して取り付けしている場合は
雨樋が伸縮を繰り返すと力の逃げ場がないので
軒樋の曲がりの部分にしわ寄せがきて隙間が生じてしまう場合があります。
熱による色褪せ・変形
紫外線や熱により雨樋の表面は色褪せし、丈夫な雨樋であっても
変形するといった症状はよくみるケースです。
当初と雨樋の色が変わったと印象を感じる時は
経年劣化が進んでいるサインと考えてみてもいいかも知れません。
メンテナンス方法
塗装・取り替え・災害が関係しているなら火災保険
雨樋をメンテナンスされる時のタイミングとしては
外壁工事や屋根工事などで足場を組んだ際に塗装をしたり
劣化があまりにも進んでいる場合は雨樋取り替え工事などの方法もあります。
また、火災保険に加入されている方は風雪や大雨の災害が
影響で破損した場合には保険の対象となり
保険会社からのお見舞金での工事が可能になることもあります。
ただ保険が適用になるかは保険会社によって基準は異なります。
詳しく書いてあるブログがありますので是非、ご覧ください。
やねやねやねが使用している雨樋
やねやねやねでも実際に住まいの雨漏れ修理のみではなく
雨樋修理の依頼や清掃の依頼も多くいただいております。
取り替え工事の際などに使用している建材をご紹介します。
メーカーはPanasonicの雨樋を使用していて
品名は雨といアイアンといいます
こちらの商品は見た目こそ、通常の塩ビでできた
プラスチック製のものとあまり変わりありませんが
大きな違いは、雨樋の中にスチール芯が入っているので
熱や地震・防風などの衝撃に強く耐久性能が優れています。
また、紫外線にも強く色褪せしにくいので
耐候性が高く、多湿地帯でも腐食しにくいと言われています。
まとめ
近年の夏場の暑さは異常に感じるほど暑いです。
人体にも影響を及ぼすものですからもちろん普段私たちを
守ってくれている住まいも熱により知らず知らずに影響を
受けているカ所はたくさんあると思います。
大切なのはいかにメンテナンスをして気にかけてあげれるかどうかですよね。
やねやねやねは相談のみでももちろん受付しております。
お役に立てることがあるかも知れませんので
ぜひお気軽にご連絡くださいね!!