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ノンアスベストのスレート屋根塗装は本当に必要?コスパの悪さを徹底解説!

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Webマーケター梅木 亜祐美

はじめに

スレート屋根の歴史は大きく3つに分けると

1930年〜1990年代後半アスベストが含まれていたスレート屋根
1996年〜2009年頃ノンアスベスト初期
2006年以降〜ノンアスベスト改良版

があります。

特にメンテナンスの際に注意が必要なのは
築28年から築15年(1996年から2009年)の住宅は
ノ ン ア ス ベ ス ト を使用したスレート屋根材が
出回り始めた初期段階の頃であり、現在不具合が出ている屋根が多くあります。

築年数からしても剥がれや割れ、見た目の色褪せなどをきっかけに
メンテナンスをしなくては!とご相談いただくことが増えてきました。

屋根のメンテナンスには大きく分けて
・塗装 ・張り替え ・カバー工法 があります。

中でも塗装を検討している方には塗装前に知っていてもらいたい
注意点があるのでぜひ読み進んでもらいたいです。

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ノンアスベストのスレート屋根の特性

先ほどお伝えした通りノンアスベストの改良前のスレート屋根材が
多く出回ったのは1996年から2009年で
築年数で言うと築28年から15年に建てられた住まいに
使用していることが多いです。

アスベストが廃止されたのは2004年(全面規制は2006年)ですが
当時の屋根材メーカーはいずれアスベストが廃止になることを知っており、
1996年ごろからノンアスベストと言われるアスベストを使用しない
屋根材を作って販売を開始しました。

このノンアスベストのスレート屋根は現在メンテナンスの時期を
迎えている方も多く、『塗装』を検討する方も多いですが

ノンアスベストということもあり、屋根材自体の耐久性が低く
塗装をしたけど持ちが悪く、ひび割れが止まらなかったという
失敗したお話もよく耳にします。

↓屋根塗装を行った3年後の状態

商品名:レサス メーカー:旧松下電工(現KMEW) 
販売時期:1990年後半〜2006年頃まで

塗装の短期的効果

もちろん塗装工事自体を否定する訳でもなく
屋根材を守るために防水としてとても大事な工事です。

工事費用も屋根工事の中では一番安価な金額設定なので
この金額ならいいかも』と思い工事を選択する方もいます。

塗装をすることでもちろん見た目も綺麗になり
リフレッシュしますがあくまでもノンアスベストの屋根では
一時的な結果となってしまう可能性もあります。

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塗装の長期的な問題点

先ほど塗装工事の結果が一時的だったと述べた理由として

まず考えていただきたいのが
塗装をする前にその屋根材自体は大丈夫なのか
という所に着目していただければと思います。

あくまでも塗装というのは、元々の屋根材を塗装することで
防水機能を高め状態を保つことが目的です。

どれだけ良い塗料を腕のある職人さんの手で施工しても
元々のポテンシャルの低いノンアスベストの屋根に対しては
割れや剥がれの原因解決には至りません。

また、注意して欲しいのが塗装後にひび割れが起きた場合、
ひび割れは経年劣化や揺れが原因で起きたと考えることが基本的に多く、
この症状に対して保証してくれる業者はとても少ないことも事実です。

コストの分析

住まいにおけるコストパフォーマンスとは
どれだけ長く安心して過ごせる状態の家を保てるか
だと考えています。

最悪、見た目だけが悪い状態でも室内に雨漏りの症状が
ないのであれば手を加えないのも方法の一つです。

雨漏りしてきたのであればまずは
応急処置としてひび割れ箇所のみの処置を行い、

処置では追いつかない状態になってきた場合
上から新しい屋根を被せるカバー工法をおすすめします。

カバー工法にはやねやねやねでは横暖ルーフという
屋根材を使用して施工してますが
グレードの良いものだと施工後のメーカー保証は
塗膜→15年 赤錆→20年 穴あき→25年の保証もあります。

焦って見た目が悪くなってきたので塗装工事を選択するよりも
『この先何年この家に住むのか』を一番に考え、
工事を選択することが
コストパフォーマンスの良い工事になると思っております。

スレート屋根の工事には他に何がある?

スレート屋根の工事に3種類あり

・部分修理
・葺き替え
・塗装
・カバー工法

があります。

やねやねやねではスレート屋根の修理は
部分修理またはカバー工法を提案しています。

葺き替えを提案していない理由としては
現状のスレート屋根がアスベスト含有の場合
工事費用だけでなく撤去費用の負担も大きくなるため
おすすめしておりません。

また、ノンアスベストのスレートを葺き替える場合であっても
スレート屋根材の多くはメーカー保証が新築を対象にするもので
リフォームでは保証の対象外になるケースが多いのでお勧めしておりません。

屋根塗装に関しては、
2回目の塗装を検討している方にはお勧めておりません。
お勧めしない理由としては1回目と同じ効果が発揮できないからです。
屋根材自体も1回目の塗装の時とは違い劣化も進んでおり
状況が変わっているため塗装をしてもコスパの悪い
結果になることが多いからです。

そのため、スレート屋根のリフォームを検討している方には
カバー工法をお薦めしております。

メーカー保証もそうですが断熱材入りのものもあり
住環境の向上の働きもあります。

実際にノンアスベストの屋根を部分修理した動画

 

まとめ

スレート屋根が全部悪いわけでなく、発売当初のノンアスベスト屋根材1期(1996年〜2008年製)の
物に対しては注意が必要ですが最近の新築でもスレート屋根材は使用されています。

最近のスレート屋根材もアスベストの使用は不可なため
ノンアスベストになりますが

屋根材の改良も進み、耐震性・防水性、紫外線などの天候の
影響も受けにくい耐久性の屋根材へと生まれ変わっています。

今回このブログを書くきっかけに至ったのは、
第1期に製造されたノンアスベスト屋根に塗装しても持ちが悪いことを知っておきながら
目先の利益しか考えていない工事担当者のもと、
施工を依頼し、数年後に雨漏りをし後悔しているお客様を多くみているからです。

スレート屋根の塗装を検討している方へ少しでも
このブログがお役に立てれば嬉しいです。

やねやねやねでもご相談・屋根診断・お見積もりの提出は
もちろん無料で行っておりますので

お気軽にご相談くださいね!

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