雨漏りした時に見るブログ|最低限知っておくべき13のヒント

こんにちは。やねやねやね屋根修理ドクターの伊名波(イナバ)です。
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屋根工事には皆さんが思っているよりもいろいろな工事があります。
それはタイトルにもあるように、雨漏り工事や葺き替え工事などの大型リフォームに始まり、傷みに合わせた部分修理など原因や劣化状況によって様々な工事が存在します。
今回は「雨漏りした時に最低限知っておくべき13のヒント」と題し、雨漏りをしたときに慌てず、業者選びに失敗しないためのちょっとしたヒントをお話しできればと思います
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■ 屋根工事と雨漏り修理の違い
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雨漏りの原理原則
(1)雨水の入り口となる箇所
雨漏りと言えば、屋根のイメージがあると思いますが、実際の雨水の入り口としては、屋根はもちろんのこと、サッシ廻りや外壁のヒビ、ベランダの手すりや取り合い部分など様々な箇所が雨水の入り口となります。
つまり雨漏りは電話や図面等では到底判断がつかないものとなります。
そのため点検や調査が重要になって参ります
ここでは少し雨漏り点検の基本的な流れをお話しいたします
まずは点検をさせていただく際、お部屋の中の状況を確認させていただき、しっかりとヒアリングをすることで、ある程度原因を絞り込み、その後外回りの調査へと進んでいきます。
この際、後にも出てきますがヒアリングがかなり重要になって参ります
雨漏り診断士!の詳細はこちら
(2)構造により雨漏りに特徴がある
建物の構造には木造、軽量鉄骨、ALC、鉄筋コンクリートなど数多くの構造があります。
同じ入り口の雨漏りであっても構造が違えば出てくる雨漏り症状は変わってきます。
例えば一般住宅で多い木造になると、柱をつたった雨水が筋かいなどに移り、斜めに走ることもあります。
一方、鉄筋コンクリートでは雨水の入り口からかけ離れた場所から漏れることも多々あります。
雨漏り原因TOP10!の記事はこちら
(3)水は上から下に流れる
当たり前の事ですが、『水は上から下に流れていきます』
雨漏りの点検に寄らせていただく際、この原理を無視した状態で工務店さんなどが見当違いの箇所を修理し、費用ばかりかさみ、一向に雨漏りが止まらないと言うお話をよく耳にします。同じ建築業界に携わる者として呆れる工事も場合数多く見てきました。
このことからも屋根業者と雨漏り専門店に違いがあることを覚えておきましょう
雨漏りは経験がすべて
(1)雨漏り診断士
東京で講習と試験があり、合格した者だけが雨漏り診断士として、雨漏りの最前線で戦います。
全国に1086名(2021年3月15日現在)ほど存在し、広島でも21名ほど在籍しております。ただ、この中には資格を取っただけで雨漏り診断士としての実績を積んでいる資格者は一握りとなります
中には年間300件以上の新規の雨漏りに対応している会社もあります。
雨漏り診断士の「ホンモノ」と「ニセモノ」の記事はこちら
(2)資格30%経験70%
私自身、雨漏り診断士となり、有資格者として雨漏りでお困りの方に対応させていただく中で強く思うことがあります。資格を取っただけでは実務で通用しないということです。
雨漏り修理の問題解決に当たる際、資格の勉強では30%ほどしか力が発揮できないと感じました。中にはなかなか雨漏りを止められず、失敗を重ねたこともありました。
そのことからも資格をとって間もない有資格者に対しては少し注意が必要かと思われます。
雨漏り診断士が1分で分かる動画!はこちら
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■ 屋根業者では雨漏りを見つけられない理由
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着目する観点の違い
(1)ヒアリングの重要性
ヒアリングと現状把握にしっかりと時間を割き、知識と経験から雨漏りの入り口と経路をシュミレーションしていきます。ときには持ち帰り、社内の雨漏り診断士と情報共有し、原因を予測する場合もございます。
ヒアリングの際にお聞きする内容としましては、次の4項目ほどが挙げられます
- 漏れた時の雨の状況
- 雨漏りまでの時間
- 漏れる量
- 漏れる順番(漏れる箇所が2つ以上の場合)
特に重要なのはヒアリングの際、私たちがノートに記述する「時系列」です。
場合によっては散水調査など時間をかけて行いますが、その際に「時系列ノート」見返すなど、雨漏りの原因追求に不可欠なメモになります。
本気度
(1)音信不通になる担当者
以前聞いた話ですが、何度か雨漏りの対応してもらい、なかなか雨漏りが止まらなかったようです。
そんな中、ある日を境に担当者が電話に出なくなったと、お客さんから聞いたことがあります。
あくまでも一例ですが、責任感のない担当者がいることも事実です。
他社との違いの判断基準とは(コンテンツ)はこちら
(1)雨漏りは誰もが嫌う工事
覚えておいてほしいことがあります。それは雨漏り工事は誰もが嫌う工事だと言う事です。
それにははっきりとした理由が2つあります。
1つ目は、雨漏りが止まるまで集金できない
2つ目は、手離れが悪い
つまり、雨漏りが止まると言う結果が出るまで集金もできなければ完工にもなりません。
その為、なかなか原因が見つけることができず、ズルズル長引くケースを業者は嫌います。
今まで見てきた中で、屋根業者で本当に腹をくくり、雨漏りで不安を抱えるお客さんに本気でよりそう業者は数えるほどしかいません
責任施工にまつわる実話が多数掲載!コンテンツはこちら
責任感だけではカバーしきれない専門性
(1)専門業者に勝るものなし
雨漏りは大変難しいです。私自身も頭を悩ます案件は数多くあります。
根性や精神論だけで雨漏りは止められません。きちんとした知識と数多くの経験が必要です。
「業者選び」?いえいえ、「業種選び」です!(ブログ)はこちら
(1)実は少ない雨漏り専門店
皆さんに業者選びで気をつけて欲しいことは、「〜も」やってます!!です。
最近では外壁塗装の業者も「雨漏り修理やってます」と謳っているところが増えてきました。しかし、この「〜もやってます」に少し注意していただく必要があります。
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■ 業者選びの難しさ
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(1)業者選びの難しさ
雨漏り修理専門店を謳う業者が増えてきた中で、選択肢がある事は消費者にとって良いことです。ただ、その分業者選びは難しくなってきます。
多額の工事代金になることもある屋根工事ですから、誰もが失敗したくないと強く思います。ここでは業者選びのポイントを押さえていきます。
ズバリ!ポイントは「会社ではなく、担当者で選ぶ」という事です。
ホームページやチラシなどでは、いいことばかり書いてあります。
本当に信じていいのか不安になりますよね。
ここで注意して欲しいのは、どれだけ会社が良いことを並べても、それを社員一人ひとりに浸透させ、実行できているかが大切です。
少しレベルの高い話ですが、これができていないと絵に描いた餅になってしまいます。
つまるところ、「雨漏りは担当者です」
担当者がどれだけ責任を持ち、寄り添うかにかかっております。
会社のアピールは置いておいて、当日来てもらった担当者に着目してみてはいかがでしょうか。
(雨漏りに対して覚悟を持った業者のブログはこちら。
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■ 業者選びの最大のポイント
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(1)原因追求できるからこその提案力
ここでお話ししたいのは、工事の技術ではなく、『原因を見つけられる』ところに雨漏り専門店の価値は存在すると言うことです。
言い換えると、原因さえきちんと見つけてしまえば、意外と簡単な工事で直せる場合も多くあります。
その為、しっかりと選択肢を用意してくれる業者がオススメとなります。
なぜなら、選択肢を用意できる業者=原因追求がしっかりとできているからです。
(1)費用は最小に!結果は最大に!
先ほどお話しした雨漏りの原因追求をする過程で、お客様になるべく費用がかからないように最小の費用で、限りなく可能性の高い原因を予測し、工事を細分化し、優先順位をつけ、少しずつ工事をしていく業者も存在します。
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■ まとめ
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今回のまとめとしましては、
▶︎雨漏り診断士有資格者
▶︎雨漏り対応実績
▶︎本気度
▶︎原因を見つけられるところに雨漏り専門業者の価値がある。
となります。
企業ホームページだけではなくGoogleの口コミなども参考にされると良いと思います
このブログが雨漏りにや業者選びに頭を悩ませている方の道しるべになれば幸いです。
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