雨漏りの原因を徹底追及!散水調査とは??

突然ですが、『散水調査』って聞いたことありますか?
ちなみに私はもちろんありませんでした!!
今回ご縁があり現場で実際の作業を見学させていただきました。
雨漏りの原因が解明せずお悩みの方がおられましたら是非、参考になればと思います!
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- ① 散水調査って何のこと??
- ② 作業手順について
- ③ 調査費用はどのくらい??
- ④ お客様へのご配慮はもちろん!
- ⑤ 最後に
1.散水調査って何のこと???
雨漏りは建物の構造にもよって症状は変わってきます。例え、室内に一箇所のみ雨漏りするケースであっても雨漏りの侵入経路は一箇所に限りません。そこで出てくるのが『散水調査』です!!
実際の雨漏り状況を把握するため、屋根に水を流して雨漏りする環境を意図的に作ります。そして雨漏り診断士が実際の雨漏り状況を確認して雨水の侵入経路を判定していきます。
雨漏りしている時って、気持ちもすごく焦るし伝えるのも伝え方を難しく思う人も多いと思います。ですがこの散水調査を行い、実際にプロの目で判定しもらうことで少し不安の解消に繋がるかもしれませんね。
2.作業手順について
雨漏り診断士の資格を持った経験豊富の社員が雨漏りの原因の怪しい部分に的を絞り、マスキングテープなどで周辺に印をします。実際に雨が振った時にどのよなルートで雨水が侵入しているのか調査していきます。
意図的に水を流し、怪しい箇所に散水する担当・室内で待機して実際に雨漏りしているか確認する担当に分かれて散水調査が始まります。
今回の現場では実際に室内の雨漏れ箇所の一部を開き調査を進めていきましたが、そのままの閉じている状態での調査も可能です。
お客様の散水栓をお借りして実際に散水を始めていきます。
マスキングしている箇所の屋根の傾斜の下部分から散水をします。
他のマスキング箇所に水がかかってしまうと侵入経路があやふやになってなってため、かからないように養生をして配慮しています。今回はマスキングした怪しい箇所を4箇所に絞り一箇所ごとに15分間の散水を行いました。作業を進めていくと雨漏りの箇所が絞られ、断定していくので侵入経路をしっかり把握できます!
3.調査費用はどのくらい?
調査費用は一律 ¥50,000 (抜)とさせていただいています。
調査のみで¥50,000は少し高く感じる方も多いと思います。ですが実際に調査をすることで雨漏れ箇所を部分的に絞り出し部分補修での屋根修理が可能となっていきます。侵入経路が掴めていないまま工事をすると、補修しなくていい箇所も工事の対象に入ってしまい、お見積もりの時点では無料でも実際の工事金額は少し膨らむ可能性があります。
補修のいらない箇所はそのまま生かし、部分的に補修行うことで工事金額は確実に抑える事ができ、雨漏れ修理など緊急的な対応には一番現実的な処置ではないかなと思います。
4.お客様への配慮はもちろん!
散水箇所によっては水がお隣様の敷地内へ飛び散りにご迷惑やトラブルに陥ってしますケースがあるかもしれません。今回の調査現場でもお隣様にご迷惑をかけてしまう恐れがありましたので、調査箇所に部分足場が必要だったこともあり、足場にシートをかけさせていただき対応させていただきました。
また、室内での作業もあり、脚立を持ち込みさせていただきましたが、脚立の足と床の接触部分にはあらかじめマットを引かせていただき、万が一の傷に備えて対応させていただきました。
5.最後に
屋根の雨漏り修理は原因をしっかり調べないと長期戦になってしまうケースも多くあります。雨漏れ状況が曖昧なまま補修工事をしても、再度雨漏りすることも少なくありません。また、雨が降る度に気に掛けることが増え、不安や憂鬱な気持ちになってしまいますよね。
そんな悩みをいち早く解決に導けるそんな窓口としてお気軽にご連絡いただければと思います(^ ^)
また、過去に散水調査の実際の状況をUPしている動画がありますのでぜひみてくだい!!