下地補修といえばカチオン樹脂モルタル!!

本日はタイトル通り皆様にカチオン樹脂モルタルの魅力を
お伝えさせていただければと思います!
まずは大まかなモルタルの説明やコンクリートとセメントとの違いから
下地補修の重要性も合わせてお伝えします!
文章と画像解説合わせてご覧ください( ^ω^ )♪
目次
コンクリート・セメント・モルタルの違い
基本の違い
まずはコンクリート・セメント・モルタルの基本的な違いについてご説明していきます!
最初に共通して言えることは
コンクリートもモルタルもセメントを混ぜ合わせてできていることです!
それでは3つに分けて説明していきます♪
セメント
コンクリートを作る際の材料は上記で説明した①セメント、
材料を混ぜ合わせるための②水③骨材の3点となります。
3点のといっても、コンクリートの場合は骨材の中でも細骨材と粗骨材の2つが必要になります。
材料としては細骨材とは砂のことで粗骨材は砂利のことを指します。
コンクリートはこの二つの骨材を入れることで強度が強まることが特徴です。
これらの材料を混ぜ合わせ、固めたものがコンクリートとなります。
モルタル
モルタルを作る際もコンクリートと材料はほぼほぼ変わりませんが
大きく変わってくるのが砂利を入れるか入れないかです。
モルタルの場合は骨材の中でも細骨材の砂は混ぜますが
粗骨材の砂利は使用しません。
粗骨材を入れないことでコンクリートほど強度は優れませんが
柔軟性があるので外壁やレンガ・ブロックなど接着剤として使用されます
カチオン樹脂モルタルってなぁに??
性質と性能
モルタルは通常、室内・室内工事のどちらでも使用され
接着剤としてキッチンやお風呂の取り付けの際に使用されたり
外壁の仕上げ材としても使用されています。
従来のモルタルにも一定の強度はありますが
付着力が弱くクラック(ひび割れ)が入りやすいと言われます。
今回紹介するカチオン樹脂モルタルはここが大きな違いとなってきます!
カチオン樹脂モルタルのカチオンとは
プラスの電気を帯びた陽イオンのことを表しています。
カチオン樹脂モルタルが使用される場面が多いのは
下地補修のケースとなります。
下地の対象面となるコンクリートや既存のモルタルには
マイナスの電気を帯びた陰イオンが発生しています。
(※ちなみに陰イオンのことをアニオンとも呼びます)
陰イオンが帯びている物に陽イオンのカチオン樹脂モルタルを塗布することで
電子的に磁石のように強力に引きつけあう力が発生します!
特有の接着性を発揮することで今までのモルタル材とは
違いより強固な下地となります。
魅力が満載です!
カチオン樹脂モルタルは主に防水工事での防水塗料や
シート防水をする前に下地の表面を整える役目をしています。
その際に長年露出していきたコンクリート面は表面の劣化が進んでいるため
ザラザラした状態になっています。
その上から直接防水塗料を塗ってしまうと劣化している箇所と
していない箇所で塗料の吸収する量が異なり
一定の塗膜を作ることできません。
ですが塗料を塗る前にカチオン樹脂モルタルを塗り
表面を処理することその後のウレタン塗装の塗膜も
均一にでき、下塗り・上塗りでウレタン塗装をすることで
防水層の仕上がりは抜群に変わってきます!
実際の工事でも使用しています!!
実際にやねやねやねでも防水工事の下地調整では
カチオン樹脂モルタルを使用しています!!
商品の良さもそうですが下地をがしっかりしていないと
せっかく決断して施工した防水工事も防水効果の短い結果に
なるかもしれません。
本日はカチオン樹脂モルタルの魅力を共に
下地の施工がいかに大事かお伝えさせていただきました。
もしお困りなことがございましたらお話だけでも構いませんので
お声がけいただければと思います(^ ^)
