割れない!軽い!防災に優れた軽量瓦ルーガ(ROOGA)の魅力と違い
目次
ルーガ(ROOGA)とは?
近年の日本で起きている災害の現状
日本の周辺では複数のプレートによって目には見えない
複雑な力がかかっており、
世界でも有数の地震多発地帯となっています。
また、前回の南海トラフ地震(1944年)及が発生してから
70年以上が経過した現在では、
次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきています。
恐ろしいのは地震だけではなく
梅雨から夏にかけて局地的なゲリラ豪雨や
夏から秋にかけて発生する台風も
毎年恒例といっては嫌なものですが
住まいや人々に被害をもたらしています。
そのため近年では、地震や災害に強い家づくりに注目が集まっています。
↓日本で起きている災害にです。参考までに・・・
【 2000年以降に日本付近で発生した主な被害地震 】
●2000年10月 鳥取県西部地震 / 震度6強 / M7.3
●2004年10月 新潟県中越地震 / 震度7 / M6.8
●2007年7月 平成19年新潟県中越地震 / 震度6強 / M6.6
●2008年6月 平成20年岩手・宮城内陸地震 / 震度6強 / M7.2
●2011年3月 平成23年東北地方太平洋沖地震 / 震度6強 / M7.2
●2016年4月 平成28年熊本地震 / 震度7 / M6.5
●2018年9月 平成30年北海道胆振東部地震 / 震度7 / M6.7
【 2000年以降に日本付近で発生した主な台風被害 】
●2000年9月 台風14号 / 愛知県・岐阜県を中心に大規模浸水
●2004年8月 台風16号 / 日本全国で暴風・大雨・高潮の被害
●2004年9月 台風18号 / 〃
●2004年10月 台風23号 / 〃
●2005年9月 台風14号 / 台風に連なる前線の影響で各地で大雨を観測
●2011年9月 台風12号 / 西日本各地で大雨・紀伊半島・奈良県南部・和歌山県でも大きな被害
●2013年9月 台風26号 / 伊豆諸島で記録的な大雨を観測し、土石流が発生
●2016年8月 台風7号 / 北海道地方に停滞した前線による大雨・住宅崩壊・浸水の被害
●2016年8月 台風9号 / 〃
●2016年8月 台風10号 / 〃
●2016年8月 台風11号 / 〃
●2019年9月 台風15号 / 関東上陸時の勢力では過去最強クラスの台風
●2019年10月 台風19号 / 関東地方・甲信地方・東北地方で記録的な大雨
ルーガ(ROOGA)の特徴
素材
素材はケイミュー独自で開発されたハイブリッドピフ
と言った素材になります。
ハイブリッドピフとは
以下のような異なる素材の特性を複合技術で融合したものになります。
樹脂材料 →【性能】水に対する耐水性と瓦のような質感を出す造形性
無機材料 →【性能】火に対する不燃性と素材そのものの堅牢さ
繊維材料 →【性能】強い衝撃を吸収し受け流す粘り強さ
塗膜
常に紫外線に晒される屋根は年数が経ってくると徐々に
色褪せが目立ち始めてきます。
ですがルーガの塗膜の表面は、色褪せの原因となる紫外線を
上回る力で分子と分子が強固に結合した
無機系塗膜の グラッサコート を使用しているので
30年経っても色褪せが生じない実証もあります。
有機系の塗膜に比べて色変化が目立ちません。
地震に強い
建物は、屋根が重く、建物の重心が高いほど揺れが増大します。
なので建物の耐震性を向上し、地震の揺れを軽減するには
屋根材を軽量化し、重心を下げる必要があります。
ルーガは見た目も一般的な陶器瓦や粘土瓦と
同じくらいの厚みがあり、住まいに重厚感を与えることができますが
一番の魅力は重さがなんと!『二分の一以下』という
大幅に軽量化をされた屋根材になります。
瓦のならではの風合いの良さを再現しながら
従来の瓦の欠点を改善することに成功した
ルーガは見た目だけでなく耐震性にも考慮した
時代に向き合った屋根材でもあります。
豪雨に強い
屋根材の重なり部分に高い防水堤があり、
水を逃しやすい水切り形状で屋根材自体も
防水機能が高いものとなります。
ゲリラ豪雨などの大雨にも対応できる構造となっています。
また、1次防水と言われる屋根材の時点でも
形状設計がしっかりしているだけでなく、
さらに屋根材の下にある2次防水の
防水シートでしっかりと住まいを
雨水からガードできる造りになっています。
台風・衝撃に強い
台風の過ぎた後によく目にする屋根被害の光景として、
瓦の落下や、飛散ている状態をニュースなどで目にすると思います・・。
理由としては、一般的な陶器瓦やカラーベストは衝撃にはそこまで強くなく、
割れやすい・風に飛ばされやすいなど
被害を受けやすいことが理由になります(_ _)
こうした屋根材の割れや瓦のズレで
隙間ができることで雨漏りにつながる場合もあります。
ですがルーガの場合は、ハンマーで思い切り叩いても
割れない強度が実証されています!
またルーガの施工方法は
野地板に釘で1枚1枚固定していくので台風の際も風による
被害を受けることは比較的少ないところもルーガの魅力の一つです。
ルーガ(ROOGA)の種類
ルーガ(ROOGA)鉄平
ルーガの鉄平はデザインが平面となっております。
鉄平石のように美しさと重厚感を再現し
『鉄平』と名付けられた由来にもなっているそうです♪
見た目もとても自然な仕上がりなのでナチュラルな
印象も与えれるため、和風のみならず
洋風の住まいにも写真のように違和感なく馴染んでいます^_^
カラーラインナップ
6色展開になっていて見た目の印象としては
●グリーン・オレンジ・シルバーの場合
∟明るめで透明感と爽やかさのある色味が特徴的
●ブラック・ブラウン・オークの場合
∟深みがあり、高級感と重厚感が特徴的
このように見た目の印象にも変化を加えることができます!
ルーガ(ROOGA)雅
ルーガの雅は、陶器瓦のような凹凸感が特徴的です。
重厚感のある波状のデザインは、馴染み深く、
瓦も一枚一枚に微妙な色合いの違いがあり陰影があるため
上品な落ち着きと高級感を与えてくれます。
陶器瓦のような見た目のデザインのため
もちろん和風の住宅にはとても馴染み、
和風モダンの印象を与えてくれます(^^)
カラーラインナップ
純和風の住宅の場合は、6色の中でも
モダン・ブラックやモダン・グレーが馴染む仕上がりになります。
人気のガルバリウム鋼板とルーガ(ROOGA)の比較
ガルバリウム鋼板とルーガの共通点として
既存の屋根材がスレート屋根の場合、
スレート屋根を撤去せずに上から重ね葺きをする
カバー工法での工事が可能 となります。
カバー工法のメリットは
●葺き替えに比べ処分費を抑えることができる
●屋根が二重構造になるので防水性が高まる
などが挙げられます。
屋根材の重さを比較するとガルバリウム鋼板の方が
軽くなるので耐震性はガルバリウム鋼板の方が高いと言えます。
また、カバー工法後の見た目の違いとしては
ガルバリウム鋼板はフラットでシャープな見た目とは反対に
ルーガには屋根材の厚みがある分
重厚感のある屋根に仕上がり意匠性があります。
ルーガの(ROOGA)のデメリット
工事費用が高い
ルーガの施工の際に使用する垂木などはメーカーの純正品、
または同等品を使用する決まりがあるため
一般的なガルバリウム鋼板などの金属種工事よりか
1.5倍ほどになり工事費用が予算オーバーという結果に
なることも多々あります。
金属屋根よりも重い
ルーガの魅力は一般的な陶器瓦に比べ重さが
軽量化されていることに間違いはありませんが
ガルバリウム鋼板などの金属屋根材に比べると
重量があります。
屋根の重さは耐震性に関係してきます。
耐震の面を一番に考えるのであればルーガよりか
金属屋根を選ぶことがおすすめです。
まとめ:ルーガは防災性もデザイン性も兼ね揃えた屋根材
住まいも暮らしやすさだけでなく、最近の自然災害に
備えたメンテナンス方法を選ぶことも
これからは重要になってくるように思えます^ – ^
そのなかでも、ルーガが見た目も意匠性があり
おしゃれな外観も楽しみながら災害時は住まいも
家族もしっかり守ってくれる役目があるので
今回はそんなルーガの魅力に迫ってみました♪
屋根材にも様々な種類があるので
とても悩ましいかと思いますが
そんな時こそプロに相談してみてください(^ ^)♪
少しでもお手伝いできればと思っております。
ご覧いただきありがとうございました!
↓YouTubeも更新しているので
ぜひ、ご覧ください!^ ^