ガルバリウム鋼板の屋根を更に長寿命化させるエアギャップシートの魅力♪
エアギャップシートとは
人気のガルバリウム鋼板などの金属屋根材を使用する際に下地の上から
この金属屋根用通気防水下葺材と言われるエアギャップシートを敷いていきます。
新築工事や屋根リフォームのカバー工法の際に使われます。
透湿防水ルーフィングと
立体網状体になったポリプロピレン(黒色の部分)が
一体化したエアギャップシートを敷き込み、
新しい金属屋根材を取り付けていくので、
屋根材と既存の下地に通気層を作ることができます。
この空気層が大きな働きをします。
通気層による効果
結露防止
金属屋根材の裏面は結露が
発生しやすい箇所になりますが
屋根材の裏面に通気層があることで
効率良く排出することが可能になり
金属屋根のサビによる腐食や
内部へ広がる傷みを防ぐ効果があります。
高断熱性能
通気層を10mm確保し空気層の断熱材を作り、
また金属屋根から伝わる熱を通気することで、
小屋裏に伝わる夏の暑さを軽減します。
また、冬の放射冷却の影響は
小屋裏に伝えにくく夏は涼しく
冬は暖かい屋根構造を作ります。
防音効果
金属屋根材の下に
立体網状体になったポリプロピレン(黒色の部分)が
金属屋根の全体に接触することで
通気層の役割だけでなく耳障りになる
金属屋根材の雨音を軽減する働きもあります。
透湿性能
エアギャップシートの透湿防水ルーフィングの
部分はタイベック®ルーフライナーが
使用されています。
外壁材の内側などで使用している
歴史と多くの実績があり、
屋根の寿命を伸ばす大きな役割をしていて
野地板の湿気を屋外に放出し、腐敗や変形を防ぎます。
また、水分に強いだけではなく、
熱に対する優れた耐久性能も兼ね揃えています。
換気棟の効果
エアギャップシートで通気層を作るだけではなく、棟部分の構造は
通常とは違う換気棟を設置します。
この換気棟を通気層と組み合わせることで効率的な
排湿・排熱が実現できます。
まとめ
エアギャップシートは
高機能高性能でより暮らしを快適にする
商材の一つです。
高耐久で人気の屋根材『横暖ルーフ』と
エアギャップシートの施工を
組み合わせることでより長く安心して暮らせる
住まいの長寿化が期待できます。
住まいの工事は内装・外装み限らず、ライフプランから
工事を検討することが大事だと思っています。
気になる点・お困りごとがありましたらお気軽にご連絡ください(^_^)