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屋根やさんが教える屋根のこと〜屋根コラム〜

納得!やね屋が教えるガルバリウム鋼板屋根のホントとウソ

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  • ガルバリウム
代表伊名波 憲二

「ガルバリウム鋼板屋根に興味があって調べている」
「業者さんにガルバリウムがいいって言われたけど、本当かな」
「ネットで色々調べたけど、どこも言うことがバラバラで迷ってしまった」
 
この記事はそんな方に向けて書いています。
 
閲覧ありがとうございます。
やねやねやねの伊名波です。
 
まず最初に言います。
屋根リフォームにおいて、ガルバリウム鋼板屋根を選択する最大のメリットは、
ずばり「費用対効果の高さ」です。
 
「あれ?でも他のサイトでは”費用が掛かる”というデメリットがあったけど…」
 
そのあたりもカラクリがありますので、後ほど説明しますね。
 

ガルバリウム鋼板とは

他にも詳しく説明しているサイトがありますので、こちらでは簡単に説明しますね。
 
ガルバリウム鋼板(GL、ガルバ、ガルバ二ウム、ガルバニューム)とは、
鋼板に対して「アルミニウム55%+亜鉛43.4%+ケイ素1.6%」の
メッキを施したものを指します。
金属名かなと思ってしまいますが、正しくは商品名です。
 
耐用年数は25~30年といわれています。
 
金属屋根の特色として、「軽くて丈夫」
ガルバリウム自体の特色として、「金属なのに錆びにくい」
同じ耐食鋼材のステンレス鋼と比較すると大幅に「安価」
 
ということがいえます。
 
「軽く丈夫で、金属だけど錆びにくい。
耐食性はステンレスに劣るけれど、ステンレスより遥かに安い」

 
これがガルバリウム鋼板の良さ、強みです。
 
 
→当社がご提案する、工期も予算も通常の半分で屋根のフルリフォームを実現するやねやねやねのガルバリウムカバー工法屋根リフォームとは?


 
 

ガルバリウム鋼板屋根

画像ですが、同じく全て「ガルバリウム鋼板の屋根材」です。
使うシーンも含めて少し紹介しますね。

SKロック「ワンタッチ縦葺き」

トタン屋根や瓦棒屋根の葺き替え、カバー工法に。
縦葺きなので勾配のない屋根に葺けます。
 

ニスク「簡単横葺き」

スレート瓦(カラーベスト)へのカバー工法に。
断熱材が薄いですが、費用を抑えたい場合に。
 

ニチハ「横暖ルーフ」

スレート瓦(カラーベスト)へのカバー工法に。
断熱性、防音性もアップさせたい方へ。

 

アイジー「ガルテクト」

スレート瓦(カラーベスト)へのカバー工法に。
更なる断熱性、防音性を求める方に。
 
下のモノほど高性能で高機能ですが、商品価格も上がります。
まだ上を求めるならば「自然石粒仕上げ」のものや、
「防音遮熱塗料」を塗布するといった、グレードアップになってくるのではないでしょうか。
 
上で紹介したのはガルバリウム商材のほんの一部です。まだまだ色々な商品があります。
 
 
→当社がご提案する、工期も予算も通常の半分で屋根のフルリフォームを実現するやねやねやねのガルバリウムカバー工法屋根リフォームとは?

 


 
 

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ガルバリウム鋼板屋根のメリット、デメリット

 
屋根リフォームにおいて、ガルバリウム鋼板屋根を選択することのメリット、
デメリットについてお話します。
 

ガルバリウム鋼板屋根のメリット


一番初めに、ガルバリウム鋼板屋根の最大のメリットは
「費用対効果が高い」(コストパフォーマンスがいい)ということをあげました。
それは、「軽く丈夫で、金属なのに錆びにくい。耐食性はステンレスには
劣るけれど、ステンレスより遥かに安い」

という、ガルバリウム鋼板の良さ、強みによるものです。
 
重なるところもありますが、金属屋根としてのメリットで
「軽量なので耐震性に優れる」
「構造上、金属板同士を咬み合わせて施工するので風災に強い」
「既存の屋根材の上から葺く、カバー工法が可能であり、費用が抑えられる」
「部屋の天井が高く取れる」
といったこともあげられます。
 

ガルバリウム鋼板屋根のデメリット

 
デメリットに関しては、この記事を書いている今も悩んでいます。
というのも、ガルバリウム鋼板屋根のデメリットには、
本来、「金属屋根のデメリット」しかない筈なのです。
 
金属屋根のデメリットとは
「断熱性が低い」
「防音性が低い」
「傷がつきやすい」
「錆びる」
「通気性が悪い」
ということです。

「傷がつきやすい、錆びる、通気性が悪い」

これらに関しては、金属なのでどうしようもない特色ではあります。
「傷がつきやすい」ことに関しては、製造メーカーさんで個別梱包して運搬することや、
施工業者が細心の注意を払って施工することでしか、対応ができないのが現状です。
しかし「錆びる」ことに関しては、ガルバリウム鋼板の特色として
「錆びるが、非常に錆びにくい」といえます。

「断熱性が低い、防音性が低い」

ガルバリウム鋼板屋根では、商材としてある程度解消されたものが流通しています。
表面に遮熱塗料が塗ってあったり
裏面に芯材をいれたり(断熱、遮音効果の高い、
「硬質ウレタンフォーム」「ポリイソシアヌレートフォーム」+アルミ二ウムなど)
製造メーカーさんもデメリットをそのままにしておきません。
 
これらに関しては「より良いものを世の中に送り出したい」という、
製造メーカーさんの想いと企業努力により、解消されつつあるといえます。
そのままデメリットとしてお伝えするには、メーカーさんへの
敬意に欠けると思い、少し言及させて頂きました。
 
他にもガルバリウム鋼板屋根のデメリットとして
「高い技術が必要」
「追加で施工が必要」
「費用が掛かる」
といったことがよく取り上げられます。
やね屋として少し引っ掛かったので、ふれていきます。

「高い技術が必要」

ある意味では「高い技術が必要」ということは正しいかもしれません。
ガルバリウム鋼板屋根の商品によっては、正しく施工ができるように
製造メーカーさんから施工講習を受け、
メーカーからの認定証がなければ取り扱うことができないものもあるからです。
 
しかし、講習の内容自体はそう難しいものではありません。
金属屋根のパーツパーツの形状、役割を理解し、
雨水の流れを計算して加工ができるのならば、
施工業者として不認定にはなりません。
 
必要なのは「高い技術」というより、
金属屋根の施工経験と雨仕舞(あまじまい)に関する「あたり前の知識」だと感じます。

 

「追加で施工が必要」「費用が掛かる」

確かに、ガルバリウム鋼板屋根にはデメリットを解消する為の
追加工事が必要かもしれません。
実際にあったお問い合わせから少し紹介しますね。
 
「屋根のリフォームでガルバリウムがいいと業者さんに言われたので、
それにしようと考えていましたが断熱工事や防音工事が追加で
必要だから40万円掛かります、と言われて不安になりました。本当に必要なんでしょうか。」
 
なるほど、と思いました。
最初は安価なガルバリウム商材で引っ掛けて、
断熱や防音の追加工事で工事金額を膨らませるやり方です。
この業者さんは自分の売りたい商材で、
どれだけ金額を膨らませるかが重要だったのでしょう。
それも横暖ルーフやガルテクトといった
断熱材一帯型のものであれば十分に解消できます。
追加工事をするよりも、商材を変更したり、
グレードをあげてみる方が、費用を抑えられる場合もありますのでご注意ください。
 

ガルバリウム鋼板屋根に本当に必要な追加工事とは

ガルバリウム鋼板屋根へのリフォームにおいて、
本当に必要な追加工事とはなんでしょうか。
それは、商材の変更やグレードアップでも対応できず、
施工や梱包、運搬に注意を払っても対応できない、
「通気性が悪い」というデメリットを解消する工事だと考えます。
方法としては2つあります。
それは「換気棟を取り付ける」ことと「通気層を設ける」ことです。

この項に関しては近日中に追記させて頂きます。
 
 
→当社がご提案する、工期も予算も通常の半分で屋根のフルリフォームを実現するやねやねやねのガルバリウムカバー工法屋根リフォームとは?


 
 

ガルバのススメ

「色々わかったけど、結局ガルバリウム鋼板屋根はいいの?悪いの? と思われたでしょうか。
結論から言うと、「ガルバリウム鋼板屋根はいい」です。
ですが、「瓦屋根もいいし、スレート瓦屋根もいいし、ガルバもいい」です。
いろいろな屋根材が、それぞれ強み弱みをもっています。
どれも素晴らしいですし、ガルバリウム鋼板屋根にこだわる必要はないのです。
 
「余計にわからなくなったよ!」
という方の為に、「こんな人にはガルバリウム鋼板屋根はぴったりです
というものを作ってみました。ご参考ください。

 

こんな人にはガルバリウム鋼板屋根はぴったりです

・今から30年は家をもたせたい
・今は瓦の屋根で、耐震性や防災性が気になっている
・スレート(カラーベスト)屋根で、一度塗装をかけて二度目のリフォームを考えている
・アスベスト(石綿)が入ったスレート屋根で、リフォームを考えている
・アスベストが入っているか分からないけど、健康面から気になっている
・金属の屋根が錆びてボロボロになっている
・部屋の天井を高くとりたい
・屋根の見た目をシンプルにしたい
・コストパフォーマンスにこだわりたい
 
こんな人にはガルバリウム鋼板屋根があっていると思います。
 
逆にこれらにピンとこなかった方は、他の選択肢もあります。
 
例えば、スレート瓦(カラーベスト)で初めてのリフォームを考えている方でしたら
一度目のリフォームは塗装をして、塗膜が切れてくる15年後にカバー工法を行う
という選択肢も十分にありだと思います。
(中には二度目も塗装を行う方がいらっしゃるかもしれません。
しかし現在、塗装業界で一番流通しているのは「シリコン系塗料」です。
いいものですが、ガラスのように「汚れや水分を吸着させずに弾く」ことが強みなので、
たとえ表面の塗膜が劣化していたとしても、二回目の塗装は下地から弾かれてしまいます。
なので二回目のリフォームではカバー工法がおススメです。)
 

まとめ

ガルバリウム鋼板は比較的新しい商材ではあります。
インターネット上にも情報が溢れてきており、
いまいちガルバリウム鋼板の「強み、良さ」が広まっていないと感じ、
今回取り上げさせて頂きました。
 
何度もいうようになってしまいましたが、
ガルバリウム鋼板屋根にこだわる必要はありません。
ですが、ガルバリウムにも、他に代えがたい
「良さ、強み」があることを知っていただき
屋根材選択の際にお役立ちいただければ、ありがたいです。

 

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このブログを書いたスタッフ

伊名波 憲二代表

雨漏り診断士。累計3500件以上の屋根施工経験から広島の気候・風土、生活習慣といった地域特色からくる広島の屋根のステータスを知り尽くしている。同業の建築会社や施工業者からの相談も多く「屋根ドクター」「広島屋根トラブル最後の砦」と言われるほど。広島の屋根雨漏りの専門家。

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