【雨漏りじゃない雨漏り!?】
雨漏りじゃない雨漏りとは
私たちは、雨漏りのお問い合わせで現場に駆けつけた際、
現場状況と雨漏りの状況のヒアリングにより、
【雨漏りじゃない雨漏り】と診断する場合もあります。
ただこれは専門家である私たちが判断することで初めてわかることも多いので、
お問い合わせをいただく際は、お気になさらず心配事を解消するためにも、
「すぐ来る屋根や」にお声掛けいただければと思います。
事例1
はじめに、以前からの雨シミが、雨の日に濃く見え、
また濡れているのではないかとご心配をされたお客様の話です。
当日雨の降る日にお伺いし、屋根裏に上がり漏れていないか
状況確認しましたが、屋根裏は濡れていませんでした。
以前のシミ等は梅雨時期雨が続く日など、湿気や薄暗い雨雲により、
シミが少し濃く見える場合があります。
そのためまた雨漏りしたと勘違いをされたようでした。
事例2
次の事例は、屋根の上にあるアンテナから出た配線による
【雨漏りじゃない雨漏り】お話です。
通常、屋根の上にはテレビアンテナから出た線配線があります。
この配線は屋根の上を這い、軒天や外壁から家の中に入ってきています。
その際、配線を雨がつたって部屋の中に入らないように、
壁から離れたところで「たるみ」を作り、そこで水を切っている場合が多いです。
しかし、その切った雨水がエアコンの室外機などにあたり
「ポツポツ」と音がする場合があります。
外で鳴っていることにもかかわらず、家と家の間で呼応し響くことで
屋根裏から聞こえて来るように勘違いをするようです。
この場合もしっかりしたヒアリングと雨漏りの状況をお部屋の中から見せていただくことで、
【雨漏りじゃない雨漏り】と診断することができました。
この案件と同じような事例となりますが、隣の家の雨どいから漏れる雨音なども、
呼応し同じように聞こえる場合がありますので注意が必要です。
まとめ
最後に、これらは知識のある私たちが診断した結果論です。
雨漏り自体、そんなに経験することではありません。
初めて聞く音による不安。いろんな感情が駆け巡り、皆さんやはり慌てます。
私たち雨漏り診断士は点検見積もり等は無料で行っております。
私たちの本当の仕事は、屋根工事でもなければ雨漏りを止めることではありません。
雨漏りによる「不安」を解消し、何でもない日常に
戻っていただくことが本当の仕事だと考えております。
つまり、【雨漏り】であっても、【雨漏りじゃない雨漏り】であっても、
私たちの本当の仕事には変わりはありません。
ぶれることなく、雨漏りの【不安】を【安心】に変えていく雨漏り診断士でありたいです。
お問い合わせの参考にしてみてください。よろしくお願いします。
↓youtube解説!私たちが屋根修理やあもり修理を通じて、お客様に提供したいこと
