屋根に銅ってドウなの?
やねやねやねの梅木です。
今回は、屋根に使用されている「銅」について書いております。
早速あなたに質問致します。
あなたのお家の屋根は、和瓦ですか?
YESの方
絶対に、最後まで読んで下さい(^^♪
NOの方
ご実家が和瓦の方は多いのではないでしょうか?
親族・お友達にいたりするのではないでしょうか?
やっぱり、最後まで読んで下さいw
宜しくお願い致します(^^♪
☔ 雨漏り=銅?
実は、和風のお家の屋根には、結構銅が使用されているんです。
私達は、雨漏り(屋根)専門として、毎日屋根の点検を行い、雨漏りと格闘しております。
その中で、銅絡みの雨漏りは、なんと雨漏り工事トップ3に入ってきてます。
屋根のどこに銅が使用されているのか、知らない方も多いと思いますので、3つご紹介していきたいと思います。
📸 谷板金が銅
写真のような屋根の形状には、谷という箇所が生じます
谷の材料として、銅を使用している昔のお家が多くあります(鉄・ステンなどもあります)
⇒最近は、ガルバリウムが多く使用されております。
📸 屋根葺き材が銅
京都風な屋根をイメージした、屋根によくあります
📸 固定線が銅
棟の瓦がズレないように、銅線で縛って固定しております
⇒最近は、ステンレス線にて固定しております。
★ 銅の経年劣化
↓屋根(銅)の穴
↓谷(銅)の穴
屋根で使用されている銅は、20年ほどで、錆が浸透し、徐々に穴が空いてしまいます・・・
瓦から流れてくる雨の道が、錆がひどく、穴が空いているのがわかると思います。
少々の雨でも、この穴に雨が入ってしまうので、すぐ雨漏りに繋がります。
大雨が降ると、ドウなるか想像つきますか?
実は、一晩でバケツいっぱいの雨が侵入してしまいます(大袈裟ではありません)
想像するだけでも、恐ろしいです、、、
↓銅線の切れ
上記写真のように、銅線は20年ほどで、徐々に切れていきます。
3枚目の写真の様に、銅線がなくなっている事も多々あります。
もちろん、30年ほど経っても切れていないのも多いですが、実は赤ちゃんが引っ張っても切れるくらい簡単に、切れてしまいます(大袈裟ではないですよw)
ということは、瓦がしっかり固定されている状況ではないことが理解できると思います。
その為、強風が来た際は、簡単に瓦はズレてしまうのです‼️
屋根の急所と言われる、棟の瓦がズレてしまうと、雨漏りまでのカウントダウンに入ります。
まとめ
銅は雨にはとても弱く、錆びは広がっていき、もろくなってきます。
銅に穴が空いたり、銅線が切れて瓦がズレたりする事で、雨漏りに繋がってきます。
そうなる前に、大切なことは、自分のお家に銅が使用されているかの、把握をすること。
その為に、お近くのやね屋さんに見て頂き、現状の状況がドウなっているのか、点検して頂くことが良いでしょう!
昔のお家では、雨樋などにも銅が使用されているお家もあります。
銅についてのお話でしたが、ドウだったでしょうか?w
参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ドウもありがとうございました。
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