雨漏りの観点から見た外壁塗装の重要性

壁面から雨漏りの症状がある際は
塗装のメンテナンスの前に雨漏りの原因を
調査でしっかり追求し、適した補修工事をすることが
重要なポイントになります。
今回は外壁塗装と雨漏りの関係性について
まとめているのでぜひ、メンテナンスの参考に
してみてください(^ ^)
雨漏りと外壁塗装
外壁からの雨漏りの場合、一般的に
『外壁を塗装することで雨漏りが止まる』
と思う方も多いと思いますが、
通常の外壁塗装を施すだけでは、
雨漏りが止まる可能性は低くなります。
通常の外壁塗装で仮に雨漏りが止まったとしても、
それは、一時的な応急処置とも言えかねません。
もちろん、外壁の防水塗料も進化が進み
高性能防水塗材と呼ばれるものもあり、
外壁に防水の塗膜を形成する工法もありますが
どれだけ良い塗料を使用しても
塗装以前に下地の状態によって
防水性能の耐久年数は左右されます。
また、これらの高性能防水塗材は金額面でもコストがかかります。
下地の状態

先ほどもお伝えしたようにどれだけ良い塗料を
使用しても塗装工事において、
最も重要なのは下地処理です。
下地は新たに塗料を塗ることで見えなくなるので
重要性を感じにくいかもしれませんが、
塗装する面の下地の状態が悪ければ、
塗装によって得られる性能の効果を
発揮できないどころか
場合によっては塗膜の膨れ・剥がれの原因となります。

塗膜の膨れや剥がれが起きてしまうと
雨漏りを解消するために施工した外壁塗装も
また、雨漏りの原因として繰り返してしまいます。
また、塗装後の塗膜は硬化・乾燥後も
収縮しようとするので
下地の状態が悪ければ、収縮の力によって
下地そのものが壊れてしまうトラブルにも
繋がりかねません。

他にも、塗装する面と塗料の相性もあり、
下地の種類・強度を把握した上で
適切な塗料を選び施工方法を検討する必要があります。
またひび割れの補修も
下地に適した下地強化材を選ぶ必要があります。
外壁に起きるひび割れの種類
外壁のひび割れには大きく分けて2種類あります。
種類ごとに解説していきますね!
ヘアークラック

ヘアークラックとは幅0.3mm以下・深さ4mm以下の
ひび割れのことを指し、ヘアークラックという名前の通り
髪の毛のような軽微なひび割れの事を指します。
症状が起きる原因
- 原因1
- 乾燥による収縮
- 原因2
- 紫外線による塗膜の劣化
ヘアクラックが原因で雨漏りに直結する可能性は
それほど高くありませんが、塗膜にひびが確認できる時点で
防水の面では低下していることが言えます。
クラック

クラックとは幅0.3mmをこえるひび割れの事を指します。
- 原因1
- 地震や台風の影響による揺れ
- 原因2
- 構造の躯体自体の歪み
- 原因3
- 不同沈下による影響
このようなクラックを塗料によって塞ぐことは
困難であり、不適切とも言われます。
塗装工事の重要性
外壁塗装は、住まいの印象を変えることができ、
新築のような仕上がりになることで
見た目の変化をとても楽しむことのできるメンテナンスです。
ただ、上記でも説明した通り
綺麗な仕上がりだけを重要視してしまうのは良くありません。
下地の処理によってメンテナンス後の
建物の耐久性や寿命は大きく左右されます。
ただ、下地の処理が済むと
上から新しい塗料を塗っていくので、
仕上がってしまうとわからない部分となります。
動画のご紹介
下記リンク先の動画には雨漏りと外壁についての詳しく
解説した動画も添付しておりますので
ご参考にしていただけると幸いです。
そんな時はお任せください!

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