屋根材に銅板を選ぶメリットとデメリットとは?
屋根材に銅板を選ぶメリットとデメリットとは?
日本の風土や気候に適しているとして
古来より屋根材として使用されてきた銅板。
銅板屋根の特徴は、緑青(青緑色の錆)による自然な色合いと重厚感です。
寺社仏閣の屋根がその代表といえるでしょう。
和風住宅よりも洋風の家を建てることが多くなった現代において、
一般住宅の屋根に銅板が屋根材として使われることは少なくなりました。
とはいえ深みのある和の趣は銅板屋根ならではのもの。
稀ではありますが、こだわりをもってお家の屋根に銅板を選ばれる方もいます。
耐久性抜群!銅板屋根のメリット
屋根材として銅板を使うメリット
■銅板屋根のメリット
・耐久性、耐震性に優れている
・非常に軽量
・基本的にメンテナンスが不要
・趣のある自然な色合い
・柔軟性がある
銅板は軽量で耐久性に優れた屋根材として
昔から数奇屋建築などの屋根に多く用いられてきました。
年月とともに緑青が生じることでさらに耐久性が増し、
塗装の必要がないため寿命は60年以上とも言われています。
そのため基本的にはメンテナンスが不要な屋根材だといわれています。
趣のある自然な色合いと加工性の高さも特徴で、
デザインにも柔軟性があります。
https://youtube.com/shorts/7V_4M982ItM
価格がネック?銅板屋根のデメリット
メリットを見るといいところばかりの銅板屋根。
デメリットはどこにあるのでしょうか?
■銅板屋根のデメリット
・価格が高い
・施工できる業者が少ない
軽量で耐久性が高くメンテナンスも不要な銅板屋根ですが、
今ではほとんど見かけることはありません。
その理由は、銅板屋根の価格の高さにあります。
化粧スレートやガルバリウム鋼板、日本瓦などの一般的な屋根材と比較すると、
銅板屋根は約2~3倍の価格に設定されています。
そのため一般住宅における銅板屋根の需要はほとんどなく、
実際に施工できる業者が少ないというのもデメリットとなるでしょう。
屋根材選びのご相談もお気軽に!
今回は、優れた耐久性と自然な風合いが魅力の銅板屋根をご紹介しました。
屋根材にはまだまだたくさんの種類があります。
屋根のリフォームや新しくお家を建てる際には屋根材のメリットとデメリットをきちんと知っておきたいですね。
やねやねやねでは屋根材選びのご相談にもしっかりとご対応いたします。
屋根のことならどんなことでもお気軽にお問い合わせください!
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