築20年の雨漏りしている天窓の修理・今後の雨漏り対策をしました

目次
雨漏り修理事例:築20年のお住まいで発生した天窓からの雨漏り

今回は、築20年が経過したお住まいで発生した
天窓からの雨漏り修理についてご紹介します。
天窓(トップライト)は室内に自然光を取り込むことができ
とても便利な設備ですが、経年劣化による
雨漏りが起こりやすい場所でもあります。
ぜひ、天窓の付いているお住まいの方などの
メンテナンスにお役に立てれば幸いです。
雨漏りの原因は『天窓のパッキン劣化』
点検の結果、今回発生している雨漏りの原因は
天窓のガラス周りにあるパッキンの劣化でした。
長年の紫外線や温度変化によって
パッキンが硬化・ヒビ割れを起こし、そこから雨水が
侵入していたと考えられます。
施工内容:劣化したパッキンを撤去し、クリアコーキングで補修
今回の施工では
1.天窓周りの古いパッキンをカッターで除去

2.マスキング養生

3.クリアタイプのコーキン材で充填

という手順で補修を行いました。
また、ここでの施工ポイントは
天窓の下部分のコーキングはやや厚めに施工しているところです。

雨は上から下に流れるため、下側は特に雨に触れる機会が多く
耐久性を高める必要があります。
特に雨が溜まりやすいコーナー部分は念入りに
コーキングを充填し防水処理をしております。
天窓のには雨漏りに繋がる急所が複数あります。
天窓の雨漏りには今回施工したパッキン周り以外にも
原因箇所が複数あります。
動画内でも解説しておりますが
主なポイントを下記でご説明しております!
ビスの劣化や浮き・抜け
→経年劣化でビスが緩むとそこから雨が侵入するケースがあります。

フレーム部分のコーナー役物
→取り付け構造上、わずかな隙間が出来やすく
雨漏りの原因にもつながる箇所になります。

板金の重なり部分
→重なり部分なのでわずかな隙間がある箇所です、ここに不具合が
生じると雨漏りに繋がる可能性がある箇所です。

板金の立ち上がり部分のビス
→こちらも先ほどと同様に緩みなどが生じると
ここからも水が伝って入る可能性がある箇所になります。

天窓は快適さと引き換えに、定期メンテナンスが必要
天窓は室内を明るく快適にしてくれる反面、
メンテナンスが欠かせない部位です。
雨漏りが発生すると、天窓を固定している木材が黒く変色したり、
室内の天井にシミが出ることもあります。
定期的に天窓まわりをチェックすることで、
早期発見・早期修理が可能になります。
また、「天窓をもう使わない」という場合は、
屋根リフォーム時に撤去したり、板金でカバーする工事も可能です。
天窓を撤去した場合



屋根リフォーム時に天窓を撤去した場合



築20年が過ぎると要注意!
築20年を過ぎると、屋根や天窓まわりに
何らかの劣化や傷みが出てくる時期です。
今回のように、早めの点検と部分補修で
被害を最小限に抑えられることも多いので、
気になる方はぜひ動画もご覧ください。
まとめ
やねやねやねでは、広島県内で年間多数の雨漏り修理を行っています。
「雨漏りかも?」と思った段階でのご相談でも大丈夫です。
原因調査から修理まで、お住まいに合った最適なご提案をいたします。
お気軽にお問い合わせくださいね!















