保険を使って無料で直せます!?にご注意!
ネットで良く見る『保険で屋根や雨どいが直せます!?』

やねガール
インターネットの検索で良く見かける「保険で屋根を無料で直します!」みたいなのを最近良く見かけるんだけど、伊名波さんも実際に保険で無料で直してたりするんですか?
直す側としては、そりゃ無料で直せるんだったら直したいと思うのは当たり前ですが、、、

代表:伊名波
それについては「ちょっと待った!!!!」と言いたいですね。
詳しくは解説していきますが、インターネットで出てくる「保険で無料で直します!」と言ってる所は全部「宣伝」で言ってます。
無料で直せるんだったら・・・というお客様の心理を突いた「宣伝」「広告」です。
そこにつけ込んで、お客さんを集客しようとしている業者の宣伝文句です。

やねガール
そうなんですか!
まんまとその宣伝文句にひっかかっちゃってるんですね・・・
そう考えるとちょっとこざかしいというか、嫌らしい感じですよね。
実際に検索とかすると、そういうの目にすることも多いし。
逆にそういうのってトラブルになってりしないんですか?

代表:伊名波
そうなんです!
あの宣伝文句にまんまとひっかかって、逆にトラブルに・・・という話も多いです。
まずは保険対応できるかどうか?色々細かい条件や適用の際の判断基準、保険適用の手続きなどを充分に理解した上で保険適用されるのであれば良いのですが、「保険で無料で修理します」ありきで宣伝するのは、違法ではないですが健全な業者とは言い辛いですよね。
保険適用されるかどうかもわからないのに、最初から「保険適用できますから」と印象付けて集客するなんて。それでトラブルになることも多いですよ。

やっぱり!そのあたり詳しく教えてください。
実際どんな手続が必要なのか?保険適用される場合の修理の内容とか。
消費者の側もそういう知識を持って正しい業者さん選びをしていかないと、まんかと宣伝文句にひっかかって、後々後悔したりしようようにしていかなきゃ。
正しく知ろう「保険で屋根修理」を行う場合の正しい手順と知識
保険修理のトラブルに巻き込まれない為に
屋根修理や雨樋の修理、カーポートの屋根などの修理には火災保険をはじめとした住宅に関する保険が適用できる場合があるのは確かです。
ただし、全ての修理が対象になる訳ではありません。
保険で修理ができるものは、基本的には以下のような条件を満たしている必要があります。
「風災」として認められること
経年劣化ではないこと
屋根修理が必要な状態になってから3年以内であること
屋根修理にかかる総額が20万円以上であること
代行ではなく自身で申請をおこなうこと
上記のように、災害によるものが原因であることが認められた場合に適用されます。
その申請はお客様ご自身で保険会社へ申請手続を行います。
風雪等の災害「風災」とは?
「風災」とは、台風、竜巻、暴風、雹(ひょう)、大雪などの自然災害のこと。
事例としては、暴風によって屋根材が損傷して雨漏りが発生したり、雪の重みで変形した雨樋からあふれた水が外壁を伝って室内に侵入するなどの被害が当てはまります。
- 台風による雨風が原因で破損した
- 突風が原因で破損した
- 雹による破損
- 雪の重みで破損した
など、このような「風災」が原因であるということが特定されて、初めて保険適用となります。
その申請はご本人が行う
火災保険適用の申請については、そのご契約者ご本人が保険会社へ申請することが必要です。
わたしたち屋根業者も申請のお手続きやアドバイスなどは行いますが、代理で申請したり「保険が通るように上手く書きましょう」などということはできません。
中には「こちらで書類を揃えますので任せてください」などという業者もいるようですが、それは明らかに悪質な行為です。
お客様に代わって代理で書類を揃えるようなことは保険金目的の悪質業者です。
詐欺の片棒を担がせる?
それで申請が通ったとしても「保険金詐欺」に近い行為をしていることになります。
詐欺手法の片棒を知らず知らずに追わせるような業者です。
かなり悪質な行為を行っているという認識に欠けており、お客様にとっても最終的な不利益が出る可能性を無視した悪質な行為でもあります。
保険適用は、申請後も各保険会社による調査が入り、調査後にはじめて保険適用となる修繕ができるかが決まります。
屋根業者が保険適用ができるかどうかの判断はできません。
それなのに「0円で直せますよ」「直せる可能性がありますよ」といって、お客様の集客に繋げるようなうたい文句にするような業者は、最初から健全な業者とは言えないと判断せざるを得ないでしょう。
増加中!「保険が使える住宅修理サービス」のトラブル
近年、こうした「保険が使えます」という住宅修理サービスの相談やトラブルが増加しています。
2007年以降、こうした保険を使った住宅修繕サービスのトラブルは増加し続けています。
高齢者を中心に、住宅の修繕に困っている人に対してこのような口車に乗せ契約を迫り、後々トラブルに発展するケースが後を絶ちません。
具体的なトラブルのケース
- 最初は保険で直せると言っていたが、結局保険適用にならず自己負担で施工を行うことになった
- 保険申請も代行すると言われたが、のちのち自己負担での修繕という話になりキャンセルを申し出たがキャンセル料を請求された
- 「うまいこと台風のせいにしましょう」とあやふやな理由で保険申請を行うよう進められ、のちのち保険適用ができないことがわかった
- 「保険会社と連携しているから」等を名乗った施工業者が自宅を見て「台風の影響で瓦全体がズレている。費用は保険会社から出るので負担金は無い。交渉は全て業者が行う」ということで契約書に印鑑捺印をした。その後「当社で工事をしない場合は保険金の5割を支払ってもらう」など言われるが、契約書が手元になく解約したいが解約できない
など、思いもよらなかったトラブルに発展しているケースが後を絶ちません。
「保険で無料で修繕できます!」ありきの広告も注意!
屋根修理や雨もり修理を、加入している火災保険で修繕するということ自体はなんら問題はありません。
むしろ、風災によって被害がでたものについては、保険を活用して修繕されることをオススメします。
ただし、「保険で無料で修繕できる!」ということを最初から目的としてインターネット上の広告や検索結果にそのうたい文句を使い、集客しようとしている業者も存在しています。
最初から「保険で無料で屋根修理できるものだ」と思わせられるような広告文や言い回しで、問い合わせを獲得しようとするような業者はいかがでしょうか?
やねやねやねでは、健全な業者とは言いがたいと考えています。
お客様の期待値を安易に上げて集客に繋げる不誠実さ
実際に火災保険などの各種保険で修繕できるということは間違いではありません。
その可能性をお伝えすることも、大切なことだと思います。
ただし、実際にできるかどうか?は、様々な条件を満たし、お客様ご自身で申請手続をし、保険会社からの保険調査を経て始めて適用されるものです。
最初から安易に「無料で直せるなら直したい!」というお客様の期待値を無駄に上げておき、お問い合わせ後に「実際には難しいですね」などというケースもあるはずです。
そのような場合、お客様にとっては「無駄に期待をさせておき、結局保険適用できなかった」という、後味の悪い気持ちが残るでしょう。
そのような結果に繋がるようなうたい文句は、お客様にとってはとても不誠実な態度だと考えていいます。
違法ではないが、不誠実であることは間違いない
屋根のトラブル、雨もりトラブルの際、お客様をとりまく事情は様々です。
安く済ませたいに超したことは無い。
それでも一刻も早く安心できる生活を取り戻したい。
他の業者と比べて最適な選択をしたい。
その中でとにかく問い合わせを獲得したいがために「保険で実質無料で屋根修理ができます!」などという宣伝を見つければ、それは誰でも興味を引くことでしょう。
インターネットの仕組みなど一般の方は知らない方がほとんどです。
屋根トラブルで困って検索した方がそのような文言が単に集客目的の広告なのか、それともお客様が求める情報だったのか。
その判断は難しいことは間違いありません。
実際にお問い合わせをしてみたらイメージと違った!という場合、その業者だけでなく屋根業界全体のイメージも悪くなります。
そのような、お客様の期待を裏切るような情報で集客しているようなケースも多く見受けられます。
違法ではありませんが、限りなく不健全なこのような集客方法も、問題視していきたいというのがやねやねやねのスタンスです。
火災保険等で実際に修繕を進める場合のお手続き
やねやねやねでも、実際に保険適用によって屋根修理や雨もり修理を行うケースはあります。
その場合の実際のお手続きの流れを簡単にご説明します。
- 屋根修理業者へ見積もり相談を依頼する
- 保険会社へ自身で問い合わせをする
- 屋根の被災状況を伝える
- 申請に必要な書類を用意する
- 保険会社に被災状況を調査してもらう
- 保険適用の可否、金額が確定する
このような流れです。
明かに風災によるものが原因だとわかるような破損の場合は、やねやねやねからも保険での修理申請を行うようオススメする場合もあります。
その場合は以下のようなケースが多いです。
やねやねやねが保険適用をオススメするケース
- 大きな風災があった直後の真新しい損害
- 風災による物損状況がわかりやすいもの
– 雪の被害による雨樋の破損
– 雹によるカーポートの穴などの破損
– 突風によるテレビアンテナの被害 - 過去の風災でも特定が容易なもの
– 新聞等で明らかに風災があった日が確認できる場合
など、業者から見ても明らかに風災の被害の日時とその被害が明確に判断できるようなケースでは、加入されている保険の内容のご確認等をお願いするケースもあります。
その場合は、お客様から保険会社にご相談し、保険申請のお手続きや保険申請手続が完了する日時などの目処をご確認頂いた上で、お客様と一緒になって保険での申請をされるかどうかを検討いたします。
少なくとも、その場で「確実に保険が適用できる」というような断定的な判断は一切していません。
あくまで、可能性が高いと思えるケースの場合は、その判断をお客様と保険会社様へ委ねるというのが基本的なスタンスです。
屋根専門業者だからこその誠実な対応とは
やねやねやねは、広島で「雨もり修理、屋根修理の専門業者」として、屋根と雨もりに特化してサービスを提供しています。
その専門家として
- 雨もり診断士資格
- 国土交通省認定制度である「ホームインスペクター資格」
などの資格保有者を抱え、お客様の屋根と雨もり修繕に対しての責任と知識技術の向上につとめています。
業界全体の健全化を図るための立場として、「保険で無料で直せます」ということは、安易に言えるものではないと認識しています。
ましてや業者が保険適用できるかどうかの判断をする立場ではありません。
私達は、あくまで屋根の状態を診断し、お客様に正しい情報と適正な屋根修繕を行うためのサービスを提供する立場です。
保険を申請される場合には、保険会社様との連携等も行っていますが、集客のため、顧客獲得のための誇大な広告や期待値を無駄に煽るようなこと言うことは適切ではないと考えています。
このように、業界全体の健全化という目線から、安易に「保険で無償で直せます」というような業者に対する注意喚起をするとともに、「広島の屋根の不安をゼロに!」という思いで、これからもインターネットでの情報発信から、お客様への安心を作っていければと考えています。

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